兜町十字路

時が流れテクノロジーが進化し時代が移り変わろうとも物事の原理原則は不変。相場の世界もまた同じこと。
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コラム

有事の円買いの真相

何らかの要因によって金融市場がパニック的な状況に陥ったときには、必ずと言ってよいほど円が対ドルを中心に他の通貨に対して強くなり、円高が進むことは多くの個人投資家にとって実感であると思うが、そういう時にいつも決まって各メディアでコメンテーター等により報じられるのが、『有事の円買い』または『安全資産である円への逃避』などのフレーズである。

しかし、このような報道のなされかたは明らかに間違いであり真実ではない。

海外の投資家は本国で株式や不動産などに投資を行う際には当然の事ながらその国の通貨で投資を行うが、投資家は金利の低い円で資金を調達し自国通貨に交換して投資を行っており、有事(リスクオフ)の際にはそのプロセスの逆回転が起こり、金融市場で投資資産が売られ、再び自国通貨を円に交換するため円買となり、結果的にそのような時には円高になるのである。

GDP比で2倍以上もの政府債務のある国の通貨を安全資産であると言い切ってしまう、コメンテーターは明らかに金融市場の実態を理解しておらず、真に受けるべきではない。

朝鮮半島有事の可能性と投資家としての備え。

ここ連日、軟調な相場展開が続いている東京市場であるが、日経平均株価は先週6日の木曜日に今年1月18日につけた安値18650円を終値で割り込み、現状はこの水準で踏み止まれるか正念場の状況となっている。

言うまでもなく、この軟調相場の主たる要因は朝鮮半島有事の可能性を意識し、地政学リスク回避に動きはじめた海外投資家の売りによるものであろう。

そして現在、米国の原子力空母カール・ヴィンソンを中心とする第一空母打撃群が、米太平洋軍ハリス司令官の命令を受けて寄港先のシンガポールから当初予定のオーストラリア行きを中止し、朝鮮半島近海に向けて航行中であることが各メディアで連日報道されているが、これにより極東アジア地域がこれまでになく一段ときな臭い状況となってきている。

既に日本には横須賀に米原子力空母ロナルド・レーガンが停泊中であり、カール・ヴィンソンが到着すれば日本近海に米空母が2隻となるが、今世紀に入ってから極東アジア地域に米国の原子力空母が2隻あるというのは私の記憶にはなく、極めて緊迫した事態であると率直に感じている。

ただし、米国は三権分立が世界で最も確立された国家の一つであり、たとえ大統領といえども原則的には米国が攻撃を受けた場合は別として議会の承認を得ずに他国に対し本格的な軍事行動を起こすことは許されない。

現状はそこまでに至っていないため、今の段階では私は米国が北朝鮮に先制攻撃を行って朝鮮半島有事となる可能性は3割程度だと考えているが、今後の北朝鮮側の出方次第ではまったく予断を許さない状況であり、今回に限っては楽観は禁物であると考える。

ここは投資家としては、もしもの事態に備えることは当然必要な場面であると思うが、5月限の日経平均オプションプットを保険料と割り切って、捨てるつもりで幾らか購入しておくのも一つの方法であろう。勿論何事も起こらず、平和的な解決を模索する方向に向かうのが一番良いし、筆者もそれを強く望んでいる。


アメリカ大統領選 トランプ勝利で思うこと

大方の予想を覆して過激な発言と暴言を繰り返していたトランプ候補が勝利したアメリカ大統領選であるが、筆者にとってもこれは予想外の結果であった。

今回の選挙結果はまさに若者を中心に現状に不満と怒りの感情を持つ米国民が予想以上に多かったと言うことであろうが、彼らの感情を実に巧みに煽り、票の獲得に結びつけたトランプ氏の手腕は筆者の眼には狡猾に映ったが、それは同時に彼のもつ激情的なイメージとは相反するものでもあり、実に勘が鋭く明晰な頭脳の持ち主だという印象も受けた。

だが我が国も含め世界各国の指導者はこの結果を真摯に受け止めねばなるまい。

人間には努力する者と、それを怠る者がいるので格差が生まれのは当然の理ではあるが、現在の資本主義の世界にある格差はその一言では片付けられまい。

真の平等とは金持ちも貧乏人もいない社会ではなく、機会(チャンス)の平等な社会であると筆者は考えるが、果たして我が国も含めて世界はそうなっていようか?人は生まれる家柄や地域を選んで生まれてくることはできず、またその後の幸運と不運はあるにせよ、今の社会には個人の努力ではどうにもならない格差の壁が存在しているように思える。

普通に暮らす一般の庶民の多くは皆、トランプ氏や金融業界のエリートのように都心の超高級マンションに住み、別荘まで持てるような大金持ちになりたいと本気で望んでいるわけではあるまい。ただ普通に恋愛をして好きな相手と結婚し、家族を持ち、将来に不安のない生活をしながら、たまにちょっとした贅沢ができれば、それで十分に幸せを感じられるのである。

社会の中枢でそのルールを決めることが出来る立場に居るエリートと呼ばれるものたちは、強欲であるならば直ちに改め、より良い社会の再構築に本気で向き合うべきであろう。そうでなければ自分たちに成功をもたらした資本主義というシステムそのものを危うくさせる。

トレードの世界でAI(人工知能)は人間を超えるか?

これは金融の世界に生きる人間にとって多くの者が気にかけているテーマであろう。

だが私の考えは結論から先に言えば楽観的である。

相場で我々が利益を上げるために必要な条件は主に以下の3つが存在している事である。

(1)流動性

(2)トレンド

(3)ボラティリティ

膨大なデータをもとにディープラーニングによって自ら学習し成長する人工知能は人間の最大の弱点とも言える感情さえ持たず、競争相手としては確かに手強いイメージを抱きがちだが、あくまでも機械は機械であり人の道具である。その裏側に存在するのは人間であり、結局は人間と人間の戦いであることを忘れてはならない。

金融取引における人工知能にもおそらく様々なタイプに枝分かれして、人間と同じように人工知能にも個性(多様性)が存在していくというのが私の未来のこの分野に関するイメージである。

全ての人工知能が同じ取引手法をとるようになるとは考えにくく、その裏側にいる人間の意に沿うように学習し成長して、そのトレード手法も様々であり、そこには個性が存在しているはずである。

だとすれば上記にあげた3つの条件である流動性、トレンド、ボラティリティは未来の金融市場にも存在するはずであり、人間トレーダーが未来の金融市場においても利益をあげることは現代と何ら変わることなく可能であると考える。

むしろAIトレーダーが創り出す相場のトレンドに上手く乗っかって、今よりも分かりやすく簡単になるかもしれないとさえ考えてもいる。

つまり人工知能が人間を超えるか?というよりは、どこまでいっても結局は人間と人間の戦い(ゲーム)であることに変わりはないということであり、重要なのは時代の変化に上手く対応できるかどうかだと思う次第である。

月と株価の関係

ブログを始めて3ヶ月半が経ちました。

今では相場がある日は毎日100人前後の方が見に来てくれるようになり実に嬉しく思っております。これまで数名の読者の方からメールを頂き、その中で相場を予測する上でどんな事を重視されているのですか?等の質問を頂くことがありました。

私はチャートは一目均衡表をベースにしており、幾つかのテクニカル指標なども見ながら総合的に判断していますが、その他には月の満ち欠けも見ています。

月が相場に影響を与えると書くと意外に思われたり、オカルトの類に感じられる方もおられるかもしれませんが、実はプロの市場関係者の中にはとても重要視している人間も数多くいます。

月の引力が最も地球に影響を与えるのが満月と新月の日ですが、満月の日には交通事故が普段より多いとか、新月の日には犯罪の発生率が高いといった話があり、海ガメは満月の夜にしか産卵をしないというのは有名な事実です。

このように月の満ち欠け(引力)が地球上の人間も含めた全ての生物の生体リズムや感情に個人差はあれど、多かれ少なかれ影響を与えているのは確かだと考えられます。

相場との関係においては、近年で大きなところでは100年以上の歴史を誇っていた米国の名門投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻して株価の大暴落を引き起こした2008年9月15日が満月。今のアベノミクス相場の起点となった野田元首相による衆議院解散発言のあった2012年11月14日が新月でした。

信じる信じないは個人の自由ですが、事実として新月と満月の当日、またはその前後の日が相場の天底となる事はとても多く、変化日となりえる可能性がある日として普段から意識されていても損はないと思います。

ちなみに明日は満月です。
さてどうなりますか・・・。
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